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ライアンガルシア【ボクシング】アメリカ期待の新星を徹底分析!

投稿日:2019年2月23日 更新日:

ライアンガルシア【ボクシング】アメリカ期待の新星を徹底分析!

ライアンガルシア!アメリカボクシング期待のホープ

ボクシングのプロモーターは市場の活性化を図るために日々新しい有望な選手の発掘をしようとしている。

 

ボクシング大国アメリカでは主に3つの大手プロモーションがあり、それぞれのプロモーションに特徴がある。

まずボブ アラムのTop Rankはアマチュアの実績が抜群の本格派が多い。

元WBA世界ミドル級チャンピオンでオリンピック金メダリストの村田 諒太もこのプロモーション所属だ。

 

次にフロイド メイウェザーが仕切るメイウェザー プロモーション。

ここはバネのある黒人選手が所属しておりガーボンタ デービスなどが所属している。

 

3つ目のプロモーションはオスカー デラホーヤ率いるゴールデンボーイ・プロモーションズ。

オスカー デラホーヤは史上初の6階級制覇を達成した伝説のチャンピオンで2008年のマニー パッキャオ戦を最後に引退しプロモーション会社を立ち上げでボクシング界の一大勢力に成長した。

そのオスカー デラホーヤ率いるゴールデンボーイ・プロモーションズの特徴はボクシング技術に優れていてマスクもいい選手をが所属している感じだ。

その所属している選手の中で期待されているホープがいる。

 

17戦17勝。17勝の内14KOという戦績を誇る20歳の青年である。

名前はライアン ガルシア(ガーシアとも呼ばれている)。

2018年の年末にメイウェザーと試合した神童・那須川 天心とも戦いたいと言っているライアン ガルシアについて紹介する。




☆ライアン ガルシア プロフィール

ボクシングライアンガルシアのプロフィール

 

・名前:ライアン ガルシア

・生年月日:1998年8月8日

・年齢:20歳 ※2019年2月現在

・スタイル:オーソドックス

・国籍:アメリカ合衆国

・出身:カリフォルニア州

・身長:178cm

・体重:58.9kg

・階級:スーパーフェザー級




☆ライアン ガルシア 経歴・戦績

ライアン ガルシアはアマチュア戦績225戦210勝で国内のチャンピオンに15回輝いている。

ガルシアはメキシコ系アメリカ人でガルシアをプロモートしているオスカー デラホーヤも元はメキシコ系アメリカ人なので似ている部分が多々ある。

プロデビューは2016年の6月。

メキシコ人のエドガーメザに1RKO勝ちを飾った。

 

1つの判定をはさんで、10戦目には2011年に亀田興毅のもつWBA世界バンタム級タイトルマッチ(この試合は亀田興毅が4Rに左ボディーでKO勝ち)に挑んだマリオ マシアスと試合を行い1RKO勝ちを収めた。

 

 

11戦目にはNorth American Boxing Federation(北米ボクシング連盟)スーパーフェザー級タイトルマッチでミゲル カリゾザに1RKO勝ちをしNABFスーパーフェザー級タイトルを獲得した。

 

15戦目に数々のナショナルタイトルを持つジェイソン ベレスとNABFタイトルとNABO(北米ボクシング機構)タイトルをかかけて対戦。

10R判定で勝利しダブルタイトルを獲得した。

その後も2連勝し2019年は世界タイトルの獲得が期待される。

◎戦績

・17戦17勝(14KO)
・NABFスーパーフェザー級チャンピオン
・NABOスーパーフェザー級チャンピオン

 




☆ライアン ガルシア 注目ポイント

ライアン ガルシアは20歳だが「KINGLY」(王者の風格)というニックネームを持っている。

兄のシェーン ガルシアも同じボクサーである。

 

身長はスーパーフェザー級では高いとされる178cm。

そのためか打ち下ろしのパンチがよく決まっているようで体格の利を活かしている闘い方だ。

特に左ジャブが天下一品で鋭くスピードがあり試合でもこの左ジャブでKOを重ねている。

 

KOが多いためパワーファイターだと思われるがちだが、実際はパンチのキレやスピードで勝負するタイプの選手である。

カウンターの取り方も素晴らしくデボン ジョーンズ戦ではバックステップからの右フックカウンター・セザール バレンズエラ戦ではバックステップからの左フックカウンター・ミゲル カリゾザ戦ではストレートカウンターと色々な種類のカウンターが打てるのもライアンガルシアの強みである。

 

しかし課題もある。この階級では1発のパワーが不足している。

パワーがないわけではないのだが他の世界トップクラスの選手と比べればパワーが欲しいと言う感じだ。

15戦目のジェイソン ベレス戦で10R判定勝ちを飾ったが、ライアンガルシアのパワー不足を露呈した。

ジェイソン ベレスはライアンガルシアとやる前に5回負けているがKO負けのない選手だった。

ただライアンガルシアはそのベレス相手に右のパンチをガード越しに当ててぐらつかせていた。

それだけにこの試合はKO出来たのではないかと言える。

身体つきも階級の中で身長もあるためか他の選手と比べると華奢とも言える。

 

それとライアンガルシアはまだ本当のトップクラスとの対戦がない。

ゴールデンボーイ・プロモーションがそれだけ大切に育てているのはあるが、そろそろ強敵との試合が見たい。

ガーボンタ デービス

その内の1人がガーボンタ デービスだ。

ガルシア本人もデービスとの試合を希望しており対戦が望まれている。

他にもこの階級はWBOの世界チャンピオンにアメリカで世界タイトルを取った伊藤 雅雪もいる。

 

ライアンガルシアも2019年中には世界タイトルに絡むと思うので、この中にどう絡んでいくのか注目したい。



-ボクシング, ライアンガルシア

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