那須川天心vs武尊実現するか?両者の発言と経緯の全貌!
那須川天心と武尊。
2人の対戦を最初希望したのは那須川天心の方であった。
2015年4月にK-1 55kg(現スーパーバンタム級)チャンピオンになった武尊に対し2015年6月 BLADE JAPAN CUP 55kgトーナメント会見(BLADEはこの大会で消滅)にて那須川が戦いたい相手として武尊を上げ、このトーナメントで優勝した時も「K-1でもいいしこっちにきてもらっても構わない」と言う発言をした。
明けましておめでとうございます🎍
今年こそ日本の格闘技(キックボクシング)界を盛り上げるならば。
那須川天心vs武尊が結局の所一番観たい試合。
2人が同じ舞台で向き合って立ってる所を今年の大晦日は期待してる。#那須川天心 #武尊#RISE #KNOCKOUT #K1 #RIZIN pic.twitter.com/SorixJxSsA— $YU$TAKEMURA$ (@91_hide) 2019年1月1日
一方の武尊側はこのトーナメント後の会見で「那須川は自分と闘いたいと言ってる選手のうちの1人、組まれればやる」という形で伝えた。
それを受けて那須川は「自分の持っているベルトをかけて勝者はファイトマネー総取り、K-1のリングで1週間前オファーでもやる」と発言。
ただ、K-1側は那須川がK-1の大会に独占契約で出るという事を条件としてしか組まないと発言。
以降、武尊や格闘技ライター・メディアは那須川戦についての発言をシャットアウトするようになりそれを破ったライターやメディアが一時期K-1関連の会見に出入り禁止をされる事態となった。
そして、那須川は業を煮やし自身の試合後に「逃げている相手に興味ない」という感じて武尊を批判。
那須川戦について口にできない武尊はTwitterなどのSNSでも毎回批判されるような状態になる。
那須川戦に関しては格闘技関係者も言及できないような感じになり、2017年6月武尊の試合後に解説にいた魔裟斗が那須川戦について言及したらK-1のyoutubeや関連の放送でその場面がカットされ、2017年8月にはこの対戦を実現させようとしたTwitterでつぶやいた高田延彦がその発言を撤回した。
その年の大晦日で那須川がキックトーナメントを優勝し、自らの発言ではなく観客に誰との試合を見たいかを言わせる形で武尊戦を希望した。
翌年、K-1側が那須川親子・那須川の所属ジム会長・RIZIN側を相手にして訴訟を起こすという事が週刊誌に掲載された。
さすがに訴訟を起こされる形になった那須川側はこれ以来武尊戦については言及しなくなった。
その間、那須川は世界の強豪と試合をして年末にはメイウェザーとボクシングのエキシビションをする事に合意した。
そんな中2018年12月のK-1大阪大会、武尊が皇治戦後に名前は出さなかったものの遂に那須川との試合に言及。
次の日の一夜明け会見でもその事について答えた。
色々とクリアする問題はあるだろうが、2019年にこの2人の対戦が実現する事を願いたい。