堀口恭司vsコールドウェル再戦?2019ベラトール参戦の可能性!
◆堀口恭司vsコールドウェル
2018年の大晦日は那須川天心とフロイド・メイウェザーのエキシビションが話題をさらったが、総合格闘技ファンにとっては極上級と言えるカードが組まれた。
RIZIN王者 堀口恭司vsベラトール王者 コールドウェルという王者同士の試合だ。
コールドウェルはアメリカの総合格闘技団体のベラトールの王者でバンタム級(61kg)にしては珍しい178cmの長身ファイター。
2017年10月にベラトールで王座を獲得。その後に防衛にも成功した。
ベラトールはUFCと双璧をなす世界規模の総合格闘技団体で、UFCをリリース(契約を結ばない事)された選手達の受け皿になる事もある。
コールドウェルに関してはUFCをリリースされたわけではなく、ベラトールに最初から参戦している。
堀口はRIZINでは圧倒的な強さを見せていて、イアンマッコールを9秒でKOした試合は衝撃だった。
そのため、堀口と闘える選手がRIZINにいないのではと言われた中でUFCと双璧をなすベラトールの王者が来た。
その中での2人の試合。
試合ペースとしてはコールドウェルが有利に進めていた。
コールドウェルが身長が大きいにも関わらずテイクダウンが速く1Rにはアームロックを極められそうになった。
堀口が苦しそうな表情を見せるのが初めてな位、追いこまれていた。
そして迎えた3R、またもテイクダウンを許したと思ったが驚きのフロントチョークで鮮やかな1本勝ちをした。
見事なまでの逆転劇だが、堀口は試合後それも作戦だったと語っている。
今回はRIZINのリングだったが堀口はベラトールに乗り込んでもいいと語っている。
ベラトールはRIZINのようなリングではなくゲージの中で試合する。
なので、再戦をしても今回のような試合にならない可能性も十分あるが堀口もUFC時代はゲージの中で試合していたので、対応はできると思う。
本格的に始まるRIZINとベラトールの交流戦に期待したい。
◆堀口恭司2019年ベラトールへ参戦の可能性
大晦日のRIZINから始まったベラトールとの交流戦。
ベラトールはUFCと双璧をなす総合格闘技の団体。
堀口と試合したコールドウェル、日本の総合格闘技界で活躍したエメリヤエンコ・ヒョードル、ミドル級チャンピオンのゲガール・ムサシ、そのヒョードルとライトヘビー級タイトルを争いチャンピオンになったライアン・ベーダーなど数多くの選手がベラトールにはいる。
ベラトールにはキック部門もK-1MAXで2連覇を果たしたジョルジオ・ペトロシアンなどが参戦している。
これから始まるRIZINとベラトールとの交流戦。
まずは堀口がRIZINからベラトールに乗り込む可能性が高い。
選手層に関しては全体的にベラトールの方が厚い。
特に上の階級になればなる程日本人の活躍は厳しい状況だ。
そのため軽量級・特に堀口にかかる期待は大きいものがあるだろう。
仮にベラトールに堀口が呼ばれた場合はコールドウェルのベルトをかけての再戦というのが一番可能性が高いと思われる。
再戦となるとこの前とは違った試合展開になると思う。
というのはRIZINはリングだが、ベラトールはゲージ(金網)の中での試合になるためロープエスケートができない。
元々堀口はUFCの時にゲージで試合しているためゲージでの試合にも慣れているが、最近はリングでの試合が続いたためコールドウェルのホームであるベラトールのゲージの試合になったら勝敗は予想がつかない。
そして、堀口はもちろんだが堀口のRIZINのベルトを狙う猛者達がいる事も忘れてはならない。
堀口のいるバンタム級(61kg)は日本人・外国人共にいい選手が揃っているので、堀口に挑戦するのは日本人なのか外国人なのかそういう所も含めて堀口恭司の2019年の活躍は見逃せない。